GHL 3.4.7 リリースノート

本ドキュメントでは、 GHL 3.4.6 から 3.4.7 へのバージョンアップの内容 について述べています。



バージョンアップの概要

2次元:複合曲線のオフセット関数の機能拡張
複合曲線のオフセット のタイプ2およびタイプ3の関数において、 隣り合う曲線のオフセット結果が交わる場合にその部分をトリミングする処理で、 交点を探す範囲を隣り合う曲線のオフセット部分だけでなく、 少し先のオフセット部分まで広げられるようにしました。
3次元:三角形集合の分割機能の追加
三角形の集合を分割する 機能 を追加しました。 三角形の集合を 平面との交線 や 三角形の集合同士の交線 で切ることができます。

追加された関数

3次元

gh3diviSTri	三角形の集合を分割する

不具合の修正

以下は、GHL 3.4.6 リリース以降に修正した不具合の一覧です。
gh3convCbsSTri_Rev2, gh3convCbsSTri2_Rev2
非常に細長いヒゲ状の部分を持つトリム曲面が与えられるとプログラムが落ちることがある
gh3sdst{Crv,Srf}{Crv,Srf}
周期的なパラメータ空間を持つ形状に対して正しい解が得られないことがある
gh3sdstCrv{Crv,Srf}
比較的小さな曲線が与えられると正しい解が得られないことがある
gh[23]incdBsc2, gh[23]incdRBsc2, gh3incdBss2, gh3incdRBss2
パラメータ空間の両端に微妙に異なるノット値があると正しい解が得られないことがある
貴重な時間を費やして、 不具合を御報告頂いた皆様に改めて感謝致します。 ありがとうございました。

GHL 企画/開発担当者

柿下 尚武	naokak@pml.co.jp	
長谷川 亨	hasegawa@sra.co.jp
鹿野 信幸	shikano@pml.co.jp
伊藤 英明	hideit@pml.co.jp

今後ともよろしくお願い致します。


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